ヴィダル・サスーン

「ヴィダル・サスーン」という人の名前を聞いた事がある人も多いのではないでしょうか？？
先月84歳で亡くなった、おそらく世界一番有名な美容師であり、実業家です。

渋谷のアップリンクという小さな映画館に彼の一生を記した映画を観に行ってきました。

彼のカットは’60年代にそれまでカーラーで巻いたり、逆毛を立てたりして週一でセットしていた女性のヘアスタイルを全く変えました。そして、現代のカット技術の礎となるものです。

当時、実際に彼の店の顧客だったマリー・クワントと二人が’60年代のファッションを作り上げたと言っても過言ではないでしょう。そしてそれが女性の開放運動にもこのヘアスタイルが拍車をかけたとも言われています。

考えてみたら昭和42年にツイッギーが来日してミニ・スカートが大流行した時の映像を見ると、彼女はマリー・クワントのミニ・スカートにヘアスタイルはサスーンカットをしていましたね。

映画はドキュメンタリー形式で色々な人のコメントなどから構成されていて、観終わった時には仕事のモチベーションも上がりました。(^o^)

それにしても、観に来ていた人達の美容師指数の高いこと高いこと・・・（笑）