「マーガレット・サッチャー」

昨日仕事が終わってから、レイトショーで「マーガレット・サッチャー」を観てきました。

ご存知、英国で史上初の女性の首相です。

サッチャーが失脚した当時、実は英国で働いていて、連日ニュースで放送されていたのを思い出します。


内容はそのほとんどが回想シーンで、現在と回想シーンとが交錯しながら進んでいきます。本人のプライベートはほとんど描かず、描いているのは政治家になってから首相になり失脚するまでです。

ただ、この100分ちょっとでは政治家としての彼女を描くのも、プライベートの彼女を描くのにも中途半端になって浅い内容になってしまっているように感じられたのが残念でした。あと30分長くして、政治家の彼女に絞って描いたら少しは面白かったのかなぁと・・・。

救われるのは、メリル・ストリープの演技です。上手いのなんて前から分ってた事ですが、実に素晴らしい。特に年老いて認知症が出始めた現在のシーンなど驚くばかりです。 

この映画、ほとんどが彼女のシーンとセリフで構成されているので、彼女の演技を観に行く映画ですね。。。(^^ゞ